目的地:吉松山(287m)と鉄塔巡視路(#17≒306m) 呉市広町 (難易度:★☆)
実施日:2023年11月 8日(水)
歩行ルート:JR広駅~船津神社~吉松山登山口~吉松山頂上~仁方と広の峠道へ下る~鉄塔巡視路登り口~反射板設置場(昼食)~鉄塔道(#16~#13)を下る~鉄塔#12~下石内バス停
活動時間:5時間20分(昼食・休憩時間含む)
担当・リーダー:田中役員
参加者数:46名
概要:やっと晩秋らしくなって、しかも秋晴れの登山日和に、ちょっと軽めの登山を期待して集まったメンバーでしたが、どうして、吉松山の急登の後、さらにもっと標高の高いピークへと登るという行程に皆さん大変な思いをされたようですが、登り切ってみれば予想外に大きな達成感に包まれた山行になりました。
吉松山への登りは、しょっぱなの船津神社への急な長い階段から始まり、低山ながらも頂上までが急登続きで、覚悟の上とは言えとてもハードで、砲台跡の並ぶ頂上に着いたときはほっとしました。いつもは、ここで昼食を取り、後は下るだけの軽めの登山なのですが、今日はここからが本番ともいえる登りが待っていました。
一旦鞍部の農道まで下り、鉄塔のある306mピークにまで登ります。ところが、ここからも長い長い急登が待っていました。次第に瀬戸内の展望が背後に開けてきますが、それを楽しむ余裕はありません。何度も段階的に急登が現れますが、ひたすら登ります。リーダーもぐんぐん皆を引っ張り容赦がありません。これに応えるメンバーの皆さんも立派でした。
鉄塔広場と、待ちに待った反射板置き場で昼食を取りました。お腹が膨れるほどに、苦しかった登りのつらさも薄れ、いつものように、楽しい昼食となりました。
下りも一筋縄ではいきませんでした。ところどころの、危険ともいうべき歩きにくく滑りやすい下りには、神経をすり減らすことになりました。ようやく、下石内バス停に着いたときは、本当にほっとしました。ここから、バスで帰還するグループと、リーダーおすすめの白糸の滝に訪れるグループに分かれ、行動しました。
白糸の滝へは、往復40分の行動でしたが、滝への舗装された細い道がかなりの傾斜で続いていて、この登りが、今日の一番つらい登りになりました。参加者14名がすごいペースで登り続け、私も久しぶりに本気で登りました。
たどり着いた、白糸の滝は、高さと言い、雰囲気と言い、最高クラスの滝でした。残念ながら、水量が少なく迫力満点とはいいがたい状態でしたが、来たかいがあったと満足できる滝でした。
滝を訪問したグループも、すぐバスで帰還したグループにとっても、予想外のハードな山歩きを楽しめた山行でした。
写真集はこちらです。
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